福祉クラブのパスチャライズド牛乳を紹介します。

■自然の風味がそのまま生きている殺菌方法
 日本で市販されている牛乳は95%が超高温瞬間殺菌製法(120〜140度2秒間殺菌)です。日本で食品衛生法ができたのは1947年。冷蔵庫が普及していないこともあり、牛乳の流通や保存は10度以下と決められました。しかし、牛乳は生鮮食品なので、この温度でも腐敗が起きます。そこで全てを殺菌する超高温瞬間殺菌法がとられたのです。
 それに引き換えパスチャライズド牛乳は、有害な菌の健康被害を最小限に抑える加熱処理方法なので生乳(しぼったままで加熱処理などをしていない乳)が持つ味わいと栄養成分が生きています。また熱による成分の変性が少ないと考えられます。
 このように福祉クラブの牛乳は、おいしさ、栄養と同時に「鮮度」も重視してきました。市販の牛乳は「保存性」を重視していると言えます。

■栄養素も損なわないパスチャライズド牛乳

  高温による殺菌は、生乳の自然な風味がなくなるだけでなく栄養素も損なわれてしまいます。牛乳も健康な牛から搾乳されたものを熱で殺菌せずに飲めば、その中に含まれている多種の栄養素を無駄なく取り入れることができます。ただ、牛乳の殺菌は法律で定められているので、福祉クラブでは、72度15秒(パスチャライズド)で処理し、豊かな栄養と味わいを生かしています

■1日1杯の牛乳で免疫力をつけよう
  パスチャライズド牛乳には、牛乳に含まれる微量成分が、多く含まれているという分析結果があります。その成分の一つが糖たんぱくのラクトフェリン※。ほとんどの哺乳動物の乳に含まれ、抗菌作用ばかりではなく、動物実験ではがんの発生や転移を抑制したというほか、免疫細胞の活性を促すと考えられています。また、ヒトにおける研究でもラクトフェリンを摂ることによる感染防御効果などが報告されています。1日1杯のパスチャライズド牛乳が家族の健康を守ります。

※ラクトフェリンは1939年、ヨーロッパで、牛乳から発見されたたんぱく質。出産した直後の3日間に出る母乳(初乳)の中に多く含まれる。これは免疫力のない生まれたばかりの赤ちゃんを、さまざまな感染症から守るためと考えられる。(2007.6 里見

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