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機関紙うェるびィー

今月の「うェるびィー」 2023年4月【消費材クイズ:生クリーム45%、36%】

消費材クイズ

Q.
生クリームに45%、36%の割合があるのでしょう。
A.
乳脂肪分が高すぎると扱いにくく、低すぎるとクリームの風味や質感が損なわれるため、45%と36%が一般的に使われます。80%や60%、20%のクリームも存在しますが、それらは専門的な料理や製菓用途で使われることが多く、一般的な消費者向けにはあまり販売されていないためです。

豆知識

 一般的に「生クリーム」という言葉は現在「乳脂肪のみの無添加クリーム」「植物性脂肪や食品添加物を使用したホイップ」といった区別をせずに使われていますが、乳等省令においては『クリームとは、生乳・牛乳または特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したものをいう』と定められています。これは生乳に何も加えずにつくられ、消費材のフレッシュクリームシリーズがこれに当たります。

 乳脂肪を使用していても、乳化剤や安定剤などを添加したり、一部を植物性脂肪に置き換えたものは「クリーム」ではなく「乳等を主要原料とする食品」に分類されます。

 それぞれに長所と短所があり、何も加えない「クリーム」は乳脂肪のコクと旨みがあり自然のおいしさが活きています。一方、お値段は他より高めでホイップの際も、初心者には扱いが少し難しいことがあります。「乳等を主要原料とする食品」は比較的安価で手に入れることができ、ホイップの際にも扱いやすいものが多いですが、コクや旨みは「クリーム」には劣ります。

 味がダイレクトに出るケーキなどは「クリーム」を、何かを混ぜて使う場合は「乳等を主要原料とする食品」を、などとそれぞれ用途によって使い分けてみてはいかがでしょうか。

【新生酪農(株)/生クリーム:中沢乳業(株)】

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